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草仏教ブログ

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2004年 11月 30日

今年も年末がやってきた

もう、うかうかしているうちに師走になってしまう。
師走の師というのは、本来は僧侶のことのようだ。

普段は悠然としている(俺は悠然としていないなぁ)ように見える
僧侶も走り出すほどに慌ただしい季節の到来ということらしい。

しかし、地震をはじめとして、悠然とできないことが多すぎた年だった。
(まだ1ヶ月あるけどね)

野生動物を見ても、ライオンの雄というのは悠然としているように見える
が、ライオンの人生(変な表現だな・・・)をトータルで考えると、全然悠然
とはしていなくて、特に雄のライオンは子どもの時期には非常に厳しい
自然淘汰をくぐり抜けねばならず、それを経た雄だけが悠然としている
ということらしい。

人間も、楽をしている人はあまりいないように見える。野生動物と同じ。
借金に追われていない人も、仕事に追われている。また、借金にも
仕事にも、両方から追われている人もいる。

僧侶というのは、世間からは悠然としている代表の職業に見られるが、
そうではないと思う。少なくとも、ライオン型ではないかと思うのである。

そして、そのライオンの雄も、走り出さねばならなくなった時代だと思う。

                               (マーヒー加藤)

by kaneniwa | 2004-11-30 03:39 | 草仏教


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