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草仏教ブログ

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2010年 01月 07日

今の私が欲しがっているものベスト7 (1) Ogawa Campal のPilz15

数年後、読み返した時を思っての記録的なことも含めて、
今、正直に欲しいと思っているものを七つあげてみたいと思う。
(1月中の不定期連載)

要するに 「物欲」 なのであるが、
「煩悩即菩提」 (ぼんのうそくぼだい)
とはいかなくても、
その欲望によって 「何かを求めている自分」
というものを知る手がかりになるかもしれない。

数年以内に本当に手に入れるものもあるかもしれないし、
ただブログに記して終わるものであるのかもしれない。

ただただ、今の自分に正直になって、
今の自分が欲しがっているものを七つあげてみようと
思った。

そのひとつ目のジャンルは テント であり、
具体的な製品名としては
Ogawa Campal (小川キャンパル) のピルツ15
というものである。





テントは コールマン のドーム型をもっている。
コールマン は優れた総合アウトドア用品メーカーであり、
すでに緑色のいろんなコールマン製品が身のまわりにあるところから
緑色のコールマンのテントをチョイスするというのは自然な成り行きだった。

連結できるタープ(屋根だけテント)のバリエーションも豊富だ。

ただ、同じことを考えている愛好家はものすごく多くて
広くて人気のあるキャンプ場に行くと緑色のコールマンだらけだ。

ナゴヤドームの駐車場で乗ってきた自分のトヨタ車を探すように
(ナゴヤドームの駐車場を知らないので、いいたとえではないかな?)
自分のテントを探す、なんてことは全国できっと多くあるに違いない。

そして私のコールマンのテントは4~5人用 とは記されているものの、
実際に子ども3人を含む5人で中に入るとギリギリであり、
全員が寝袋で寝るということになると
「かなり困難である」
と言わざるを得ない。

そんな中、また新たにテントを買うとするならば
ショップでテントの生地にさわってみただけで
「ものすごくいい素材だ」
ということが実感できる スノーピーク のものを購入することになるだろう、
という予感をずっと持ってきた。

ところが、昨年、Ogawa Campal (小川キャンパル) の
ピルツ というテントに一目惚れしてしまった。
もう、これはまさに一目惚れという以外にない。

ピルツはドイツ語で 「きのこ」 という意味だそうだ。

私は20万円ぐらいの予算で可能であるならば、
組み立て式のモンゴル・ゲル(パオ) を並行輸入してみようか?
とまで思ったことがある人間である。
ピルツはモンゴル・ゲルというよりはインディアン・ディッピーに
近いと思う。もしくは、ムーミンのスナフキンがギターを抱えて出て
きそうなイメージだ。

設営がしやすそうなところがいい。
テントはどのメーカーも 「設営は簡単」 というのが謳い文句ではあるが、
それは 「昔に比べれば」 という言葉がその前につくと思う。
説明書も何にもなしですぐに組み立てられるものは少ないように思う。

ピルツは裾部分8ヵ所を固定してあとはセンターポールを立てるだけで、
これなら説明書も不要である。
子どもでも視覚的に手伝うには何をすればいいかが一目でわかり、
8ヶ所のペグダウンを積極的にやってみたくなるだろう。

「ではこのピルツ、今年中にはご購入くださるのですね?」 と
小川(キャンパル)さんに尋ねられると、
困った問題がひとつだけある。

ピルツのシリーズには 
6人用の ピルツ9 と
8人用の ピルツ15 がある。

そして、私はこのピルツの発売以来、このテントに並々ならぬ関心を寄せ、
時々 「ピルツ」 で検索しては愛用者のブログ記事などを読みまくって
いるのであるが、このテントの愛用者には驚くべきことに 
ピルツ9 と ピルツ15 の両方を購入してしまった方が非常に多いのだ!

つまり6人用のピルツ9 を購入した後にけた外れの広さに憧れて
ピルツ15 を手にいれたぞという方もいれば、 逆に ピルツ15 を購入された後で
15よりテントを貼る場所を選ばず車にも積みやすい 9 を買われたという方も
いらっしゃる。
そして、そのことを後悔しているブログでの文章よりも、
その大きな出費には嘆きつつも二つのサイズのピルツをもっていることの
喜びを語っていらっしゃる方の方が多いようだ。

一応、 「大は小を兼ねる」 の法則により
ピルツ15 を欲しいものの本命にあげてはみたが、

うーん、ダッチオーブンなどは最初に12インチのキャンプ用を買い、
「これさえあれば」 という思いで数年を過ごした後に10インチを買って
「このサイズが使いやすいね」 ということになった。

うーん、しかしダッチオーブンは両サイズを持っていることを
心から喜んでいる自分がいるなぁ・・・


マーヒー加藤

by kaneniwa | 2010-01-07 02:09 | 七草


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