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2010年 02月 10日

姜 尚中 カン サンジュン の声の質に関心がある

東大の 姜 尚中 (カン サンジュン)教授の声の質に大いに関心がある。
言っている内容よりも声に関心があるといっていいと思う。
ベストセラーになった新書の 『悩む力』 を読んで、ますますそう思った。

なぜならば、これはあくまでもマーヒー加藤の個人的な読後感であるが、
頭のなかに彼の声をイメージして響かせて読めばそこそこ読める本であるのに、
そのイメージや先入観を消してその文章に対峙(たいじ)すると、
案外とつまらないもの (あくまで個人的な感想ね) に思えたからだ。
これは彼の本をけなしている文章ととられたとしても仕方ないが、
私としては彼の声を絶賛するつもりで書いている。

以前から、たとえばテレビ朝日系列の 「朝まで生テレビ!」 というような
非常にうるさいパネリストが多くそろった番組を見ている時でも、
その怒鳴り合いのような討論のさなかで
「ちょっと待ってください」
と姜 尚中教授が発言しはじめると、
その喧噪(けんそう)がウソのように静まり、
みんなその言葉に聞き耳をたてはじめることを
何度も不思議な気持ちで見てきた。

彼は大声やよく通る声の持ち主ではなく、むしろ小声であるといえる。
軽くハスキーでウィスパー系の小声だ。
声そのものはまったく美声とはいえないと思う。

それなのに、なぜ彼の声は他の人を黙らせ、
その語りに聴き入らせてしまうのだろうか?

彼の趣味はドライブ(50歳で運転免許を取得したらしい)と
美術鑑賞(NHK教育の日曜美術館という番組にも出ているもんな)、
それから登山らしいが、是非とも音楽も趣味に加えて欲しいと思った。

そこで、ちょっと気がついた。
彼の声はジョアン・ジルベルトなのだ。

ボサノヴァだ。

彼の声は 「静けさ」 を演出することができ、
「もうこれ以上の静かさを味わうには沈黙しかない」
という世界を表現できうる声質なのだ。

丸山圭子の 「どうぞこのまま」 あたりでCDデビューだ。

いいタマを見つけた。


マーヒー加藤



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by kaneniwa | 2010-02-10 03:09 | 草音


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