2011年 01月 12日
青春アカペラ甲子園 ハモネプリーグ全国大会(以下ハモネプ) の放映が昨日あった。 今年の7月24日でテレビのアナログ放送がなくなってしまう。 そうすりゃ、テレビなしの生活をして、 しばらくは受信料不払い生活をしようか、と言っていた。 ところが、家族そろってテレビに食い入って見る番組が 紅白歌合戦でも大河ドラマでも朝の連続テレビ小説でもなく ハモネプ なのである。 フジテレビに受信料を払いたいぐらいである。 というわけで、ハモネプの第12回大会で気になったことを ブログにメモする感覚で記しておきたい。 Aリーグ アルテマ 神戸大学のチーム。 B’zのLOVE PHANTOM は、ハモネプで聴くのは何回目だろうか? アカペラのロックアレンジの定番曲となったか? ラップが入ったのはちょっと新鮮だった。 電子レンジ 愛知県立大学を中心にしたチーム。 いつの間にか愛知県はハモネプどころになっている。 ロマンスの神様 を歌ったが、男一匹ボイパくんが がんばっていた。 joker 前回も上位に来ていたこのチーム。私の息子(8才)が いちばん好きなグループでもある。 リードボーカルが審査員の関根麻里と英語で話していたが、 jokerは上智大学のチームであるが、なぜ関根麻里の英語が 流ちょうなのか?の方が気になってしまった。 完成度の高さから決勝進出は順当。 ブラッドストーン 関西学院大学のチーム。 杏里のキャッツアイを歌ったが、 ややアレンジの技におぼれてしまったか。 ライラ 慶応大学のチーム。 中森明菜の 飾りじゃないのよ涙は をゴスペルっぽくアレンジしていた。 Bリーグ クローバー 早稲田大学の女子4人組のチーム。 衣装を白で統一し、素足で歌っていた外観からくらべると サウンドの方は印象に残っていない。 ごめんね。 無花果 リードボーカルの くねくね をすっかり見慣れてしまった。 見ず知らずの男子学生が知り合いのお兄ちゃんのように感じさせて くれることもハモネプの力か。 くねくね は名古屋市消防局に就職内定したらしい。 ちょっと意外な就職先だが、おめでとう。 ノーナイズと同じ93点を叩きだしたので ワイルドカードで決勝に進出してもう1曲を聴きたかった。 カリカリ 立命館大学のチーム。 桑田バンドの スキップビート を歌う。 娘(12才)が 「この曲のサビは スケベ、スケベ と聞こえる」 と私に言う。 桑っちょの策略に私の娘まではまってしまうというのは ちょっと悔しい。 しかし、この選曲はハモネプでは難しいと思ったが リードボーカルが上手かった。 ひだまり職人 福島大学のチーム。 トイレの神様を歌う。 アレンジが原曲を損なわないどころか、 部分的にはかなりいいのではないか。 ハモネプは90秒、1分半の歌唱なのであるが、 これでオリジナル前編9分以上歌い通せるのなら 是非とも聴いてみたいと思った。 ノーナイズ 前回のファイナリスト、しかも地元新潟大学のチームなので 注目した。 最後の雨 をやるという。 この曲は中西保志の歌唱のイメージが強すぎるので ハモネプでの選曲でちょっと損をするような気がした。 娘(12才)も息子(8才)も、オヤジが中西保志と知り合いで 今自分がテレビを見ている場所で学生時代の彼がひと夏、居候して いったことなど知らずに 「いい曲だね」 と聞き入っている。 リードボーカリストは今年で卒業なのでノーナイズは解散だ。 彼は明らかにこのハモネプに参加して上手くなっている。 音楽そのものに加えてそういう感慨をもてるのもハモネプの良さだ。 Cリーグ ごはん 立教大学のチーム。 X JAPANの 紅を歌う。 Aブロックのjoker と比べたとしても遜色がない 完成度をもちながらも、リードボーカルがそのバランスを崩す。 ただし、いい意味で。 間奏で首をふりまくった後は酸欠で息切れと高音が割れる。 完成度の高さを崩す、その粗挽きぶりがよかった。 まさか決勝にも進出するとまでは思わなかったが、 こういうチームがいなければつまらない。 ギフト♪ 高田商業高校のチーム。顧問の先生がハモネプの卒業生で数学教師。 第12回全国大会ということで、伝統と継承という面が出てきたことを 実感する。 「今までのなかでいちばんよかった」という顧問の先生の言葉が もっとも印象に残る。 ハモら内科 金沢大学医学部のチーム。 病院で慰問ライヴもしているため、患者さんを刺激しすぎないように する配慮のためにボイパなし。 こういう理由でのボイパなしに、まず驚いた。 そしてハーモニーとリードボーカルを聴いた時にもっと驚いた。 私のなかでは彼らが優勝である。 のーてんき 名古屋大学などのメンバーで構成されたチーム。 もう常連だ。名古屋をはじめ愛知県はすっかりと 「ハモネプどころ」となった。 今回の放映前に 「Superflyの曲をとりあげるチームがあるか?」 ということが家族内での話題となっていたが、 きた! タマシイレボリューションだ。 しかし、ハモネプの総評とは関係ないが、 字幕で出てくる歌詞を味わっていると まさに この曲もまた 「荒野を行く者」 の歌だ。 豪傑にしか書けない歌詞だな。 小説界も漫画界も音楽界も、 豪傑といえば女性だな。 FAVE 東北大学のチーム。 中森明菜の 十戒 の選曲。 中森明菜のロックアレンジは冒頭の方にすでに 出てかぶってしまったのが惜しい。 しかし、チャレンジ4回目にして初の全国大会出場、 ほんとうにおめでとう。 上智大学の joker がAブロックの最初の方に登場し、 なおかつ決勝でも一番手で歌って優勝した。 おめでとう。 減点法では点数の引きようがない文句なしの満点であった。 だから、文句のつけようがないし文句を言う私がおかしい。 ただ、プロ級が何人もいるともいってもアマチュア学生大会であるので もうちょっと粗挽き寄りがおもしろい。 前回優勝のセンメがちょっと劇的すぎたのであるが、 最後の最後の優勝決定は、減点法ではなくてプラスアルファの 加点法によって左右して欲しいという勝手な願望をもった。 最後に、今回のハモネプの放映で、もっとも新たな才能との 出会いに感謝したのはハーフタイムショーのボイパリーグに 登場した シッキー(大阪 15才)だ。 この女子高生の茶道部員のボイパの妙技にはびっくりだ。 このボイパとの再会も楽しみにしつつ、第13回大会を 心待ちにする。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2011-01-12 16:18
| 草評
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