2012年 01月 16日
14日の土曜日に日帰りだけれども家族でスキーに行ってきた。関川村のわかぶな高原スキー場である。今シーズンの初滑りである。準備体操の延長でリフトに乗ってから軽く一本滑り、9歳の息子と一緒にリフトに乗って中級者コースへと移動する時のことである。息子が「ああ、スキーは久しぶりだぁ!」と実感を込めて言ったその言葉に、ふと ジャネーの法則 を思い出した。というのは2月25日の(今から考えるとあの大震災の2週間前だ)昨シーズンの滑り納めを息子といっしょにして以来、同じ期間(10ヶ月)のブランクである。しかし、私にはまったく「久しぶりだぁ!」なんていう時間感覚はなかった。昨シーズンの滑り納めが昨日のことのようとは思わずとも、つい先月のことのように思う。同じ10ヶ月のブランクが私にとっては人生の50分の1でしかなく、9歳の息子にとっては人生の10分の1の期間であり、しかもその間に息子は背も伸びて体重も増え、なおかつ初滑りの日を心待ちにしていた。 であるからして、同じ日に同じスキー場のA地点からB地点までのリフトでの移動の時間をすぐ隣で共有しているのであるが、息子の「ああ、スキーは久しぶりだぁ!」という言葉を聞いてからまるで別世界に居るような気持ちになってきた。リフトに乗ることが私にとっては2000回目のルーティーンだとして、息子には100回目ぐらいなのだろうか?伸びしろは大きく、リフトを降りて滑り降りてくればくるほどに上手くなっていく。9歳の息子は馬だとすれば2歳になったばかりであり、クラシックレースがある3歳の1年間に、馬は人間でいえば中学生からいきなり大学生ぐらいになる。私は12歳馬ぐらいだろうか。実際に競馬の競走馬では13歳のオヤジと2歳の息子というものがいるにしても、同じ春夏秋冬の一年間、いや、その時々に流れている時間というものの意味が違うような気がしてきた。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2012-01-16 13:46
| 草評
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