2012年 03月 02日
コッヘル96番ですでに小倉トーストは登場しています。その際に屁無頼さんから「餡が少ない・・・名古屋でこの程度の量の餡では、ちゃぶ台をひっくり返されます」というコメントを頂きました。甘い食べ物をテーマにした時の思わぬ辛口コメントでありました。このコメントに「タコが小さい」と客から言われたたこ焼き屋さんのような気持ちになったことでございました。また、小倉トーストの本場というか本家である名古屋から届けられたご意見であるということも長期間にわたってその時のご批評が耳底に残る大きな理由です。さらに、コッヘル96番ではトーストにジャムを塗る感覚であるとはいえ、ブログに投稿するまでは実を言うとむしろ「これじゃ餡が多いかな?」と案じていたのです。事情(それは最後に記します)があって粒餡ではなくこし餡ではありますが、リベンジというのか再挑戦というのか、私としても大量の餡をもって作りなおすことにしました。どうでしょう?市販のアンパンのなかに入っているものよりも大量の餡だと思います。小倉トーストというものが存在する全段階として、アンパンという食べ物があって餡とパンとの相性の良さというものにすでに開眼されていたということは大きいと思います。それにしても今回、厚切り(4枚切り)のトーストに塗ったバターの存在感、さらに焦点を絞ればバターのなかの塩気の強さと餡とのコンビネーションの良さを認識しました。これも、餡の大量投入によって得られる気づきであり、これを頂いて「なるほど前回のコッヘル96番は餡が少なすぎた」と素直な反省をもってふり返ることができました。さて、最後に大量の餡の素材というか出所ですが、これ、久しぶりにいただいた「古典的な葬式まんじゅう」であります。写真をよく見ていただければ(別によく見ていただかなくともいいのですが…)先に大きなまんじゅうの皮を食べた跡を見つけていただける(別に見つけていただかなくともいいのですが…)と思います。もしもアンパンがなければ小倉トーストはなかったかもしれないというようなことを先程述べましたが、大きなサイズのおまんじゅうというものがなければ、明治時代にアンパンという名作が生まれていたかどうか? マーヒー加藤 コッヘルバックナンバー
by kaneniwa
| 2012-03-02 14:33
| 草外道
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