2012年 08月 22日
前回の穴子に続いて、キュウリなどを混ぜた酢飯(今回はミョウガ、シソ、ミツバ、それから大葉なんかも混ぜている)に、しめ鯖をのせたものである。カテゴリーとしては、丼ものというよりは酢飯ベースであるということからチラシ寿司に分類されるべきものかもしれないが器もワイルドなおわん型コッヘルであり、何となく丼と呼びたくなる。サバ、イワシ、アジ、コハダなどの光モノと呼ばれる酢でシメた青魚が大好きである。深い味わいとともに歯や歯茎にからんでくる繊維質もあって「たのもしい味」という感じがする。テレビの深夜番組でミスター赤ヘルの山本浩二氏に「焼き魚で打順を組めばどうなる?」という質問があり、氏は 1番 サケ 2番 アジ 3番 金目鯛の開き 4番 ノドグロ 5番 サバ 6番 ホッケの開き 7番 太刀魚 8番 タラコ 9番 サンマ (DH) という見事なオーダーを組んだのであった。(我ながらよく覚えているなぁ) これは生魚ではなくて焼き魚でのオーダーであるが、自らも4番バッターであった(法政大学からカープに入団しての数年は1番バッターだったが…)山本浩二氏の考えとして4番にはカリスマ性のようなものも必要と考えてノドグロを起用しているのだろうが、その後を打つ5番をサバに任せているということに何だかとても首肯せざるを得ない説得力というものを感じた。私も回転寿司なんかで9皿食べる時には、自然と野球の打順を意識したオーダー順を頭のなかで考えている。トップバッターにはコハダを起用して、生魚でもやっぱり2番バッターはアジ。アジはいつでも何でもこなせるようなイメージがあり、2番に最適だ。そして、やはり回転寿司でも5番にはサバを起用してみたくなる。ああ、この感覚、こんな文章でわかってくれる人がいるだろうか?この夏、ハマっている「キュウリを混ぜた酢飯」に様々な和のハーブ類をさらに混ぜていくと、その混沌を任せられる頼もしき酸味はサバで決まりということになる。頼もしき日本の5番バッターだなぁ。日本人以外ではフランス人たちがしょちゅう「サバ?サバ?」と口にしている。よっぽどサバが好きでサバを食べられるところを探しているんだろうなぁ。 マーヒー加藤 コッヘルバックナンバー
by kaneniwa
| 2012-08-22 01:54
| 草外道
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