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2013年 05月 15日

草煩悩(6)「ヒルルクの桜」(ONE PIECE)のネクタイ

草煩悩(6)「ヒルルクの桜」(ONE PIECE)のネクタイ_b0061413_0432824.jpg 毎日のようにネクタイをしていた頃もあったけれども、最近はごくたまにしかしない。今ではほとんどしないネクタイというものもあるのだが、他の衣料品とくらべてかさばらいこともあってけっこうある。それまで決定的に好きな一本というものも特になかったので、ここぞという時の「勝負ネクタイ」というようなものの選定には困った。しかし昨年の9月の私の誕生日に、三人の子どもたちから私に漫画の『ONE PIECE』のなかでも私が特に好きなエピソードのひとつである「ヒルルクの桜」をモチーフにしたネクタイを贈ってくれて、それがとても気に入っている。(AEONと集英社のコラボレーション商品だったそうだが、私が『ONE PIECE』の物語を気に入ったことを子どもたちは喜んでくれていたようだなぁ) ヒルルクって誰だ?という人には、多くの人々に愛されているトニートニー・チョッパーの師であると言うしかない。トニートニー・チョッパーって何者?という方には…「人はいつ死ぬと思う?…人に忘れられた時さ」という名言を残した物語のなかの人物であると答えるしかない。先週、世界中から東本願寺に人々が集まる場があった。日程中、和装とカジュアルという両極端なカッコをする機会が多かったが、ネクタイをする時にはこの「ヒルルクの桜」のネクタイをしていた。「ヒルルクの桜」であるということに気がついてくれた人はいなかったが、アメリカ人のレディがエレベーターのなかで「そのネクタイ、とってもラブリィ!」と言ってくれた。20年ぶりに会ったという方々がとても多かった。私が忘れていないということをとても喜んでくれたし、私のことを覚えてくれている人々にとても感激をした。だから、すでに北海道の桜も比叡山の山桜も散っている季節であるけれども、いつの季節でも久しぶりに大事な人と会う時のネクタイはこの「ヒルルクの桜」にしようと思った。

マーヒー加藤

草煩悩バックナンバー

by kaneniwa | 2013-05-15 01:15 | 物草


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