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2013年 07月 05日

タイム・ラグ・タイム・ブルース(6) じぇにー姐さん文体による北海道遠征記

じぇにー姐さんの文体を真似た私のなんちゃって広島弁による北海道遠征記も佳境じゃ。
今回は今年の7月27日(土)の午後1時40分から28日(日)の午後1時40分の
24時間に行われるキャンプ&ライブの告知もしたいのぉ。
そのイベントのチラシが こちら じゃ。
昨夏はプロも含めて40組のバンドやグループやソロ音楽家たちが
キャンプ場でのライブを24時間繰り広げたそうで、今年が18回目だそうな。
その会場となるのが「愛指令ランド」なんじゃ。
何でもちょうど東経140度線上 のポイントにあるそうじゃ。
140という数字を「愛指令」と読むということなんじゃ。
キャンプ&ライブの開始と終了の時刻が午後1時40分というのも
そこから来とるんじゃろうなぁ。

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 その「愛指令ランド」を案内してくれたのが麺類好きのヌードル犬にして名犬のラグくんと、そのキャンプ&ライブの実行委員の代表でありつつ自らもステージに立つA住職さん。ラグくんはとにかくこの場所が大好きじぇけぇこの場所に来たら喜ぶ喜ぶ跳ねまわる跳ねまわる!

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 この「愛指令ランド」は『フィールド・オブ・ドリームス』という映画に影響を受けた今金町の床屋さんがまさに「それを作れば彼が来る」という啓示を受けて広大な土地に人が集まる野球場とキャンプ場、そして子どもの遊び場を毎日小石を拾いつついろんなところの不要になった遊具を集めつつ作り上げたということなんじゃ。野球場とキャンプ場、そしてビバビバ遊び場。ワシのなかにあるロマンが集約されちょる。夢やロマンは貧乏を呼ぶ。でも、効率や合理性だけでは人生は賭けられん。次の参議院選挙はそこらへんを見極めていいタマを選びたいと思っちょるんじゃ。『フィールド・オブ・ドリームス』は私にとっても大事な映画じゃ。原作の小説では確か中盤ぐらいに置かれていたキャッチボールシーンが9回裏の2アウトのところに登場してきた。映画館で見たんじゃが、男たちが涙して女たちは案外とキョトンとしている映画というのは珍しいと思うた。「キャッチボールこそコミュニケーションというものの原風景」と思ったのぉ。ブログというものも、紙の日記は文字通りの三日坊主のくせに私としては長く続いておるのもコメントのやり取りというキャッチボールがあるからじゃろうと思うておる。たまにコメントのしようがないノックの打球のような記事も書くがのぉ。

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 その「愛指令ランド」の創設の趣旨に「24時間キャンプ&ライブをやろう」という形で賛同されたのがA住職さんじゃった。その特設ステージになる舞台に立たせていただいた。今年はすでに予定が入っておって参加できんが、数年後、その24時間のどこかでこの場所に立ちたいと思うたのぉ。バックに入っていたBlues Harpを取り出してこの場所で音を出した。先月、京都の一乗寺の焼肉屋の「いちなん」というところで三菱デリカという車で世界一周旅行の途中、あとは南北アメリカ大陸縦断を残す若者二人組の報告会があってのぉ。その後の打ち上げで焼肉を喰ってさあ帰ろうという時に店主のKEVIN兄さんが「待てマーヒー、壮行のために1曲やって行け!」と言われ、なぜかKEVIN兄さんの命令には逆らわない私は「ええ?聞いてないなぁ」と言いつつバックをまさぐり、三菱デリカは仲良しの住職家族の愛車でありそのホーン(クラクション)の音を知っているので、その音を真似たつもりで即興の「グッドラック・ブルース」(仮称)という曲をやった。案外、その曲、エエかもしれん。彼らが世界一周を終えるまでに完成させておこうかのぉ。

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 おもしろいのは映画の『フィールド・オブ・ドリームス』では収穫前のトウモロコシ畑を潰して野球場を作ってしまうんじゃが、この「愛指令ランド」では野球場の外野のフェンスがある部分に映画へのリスペクトをこめて(なんじゃろう)トウモロコシ畑を築き上げちょる。

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 この白樺は、この場所が構想された約20年前に植えられ、今は立派な並木といえるようなものに成長してきておる。音楽と子どもの嬌声と笑い声を聞いてきた白樺なんじゃろうなぁ。

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 A住職さん、ラグくん、この場所に案内していただいてありがとう。ラグくんのように、私もこの場所がいっぺんに好きになってしもうた。


マーヒー加藤

by kaneniwa | 2013-07-05 13:57 | 雑草


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