2013年 07月 18日
そうか、全部を書き終わってから気がついたのだが、最初に交差点に信号機がないところの写真を1枚入れておかないと読んでくださった方は何のことであるかまったくわからないのだなぁ。全部の文章を書き終えたあとで文章を書き直すのは面倒臭いので、ちょっとかっちょ悪いけれども四条東洞院の交差点に信号がないところの写真である。そして次につながわるわけだ。 祇園祭を見物に行ってきたというわけではないのだが、用時があって京都に行った日が宵山の夜で、そしてその翌日の山鉾巡行の日にこの珍名景にはち合わせることができたのであった。このクレーン車でいったいどのような作業が行われていたかというと、山鉾が四条通りを進むには、信号や道路標識が邪魔になってしまうので、信号機や道路標識は外したり収納できるようになっていたりする。 そのいったん収納した信号を戻している作業の場面に出くわしたわけだ。京都市内を市電が走っている時代にはこの作業はなかった。なかったというよりも市電の電線を外すわけにはいかないのでムリだった。ある意味、市電がなくなって地下鉄が通ってから、こうして信号機や標識を収納することなどによって昔に戻せたという面もあるだろう。 「歩車分離信号」と書いてあるのだけれども、まさかこの信号自体が分離するとは思わなかった。交通整理や警備にあたっているお巡りさんたちに、FIFAワールドカップの出場を決めた日のスクランブル交差点の警備と誘導にあたったDJポリスの影響があるのではないかということを感じた。この写真を撮っている時にも「お兄さん、ここを写真に撮るなんてホンマに祇園祭のツウやなぁ」と実にフレンドリーに話しかけてきた。祇園祭で暴動を起こそうなんて考えてはいないけれども、そのフレンドリーさはいいことのように感じた。そして、この信号の作業をしている方は、山鉾の上に乗っている人にも、その高さといい誇らしげな表情といい、まったくひけをとらないなぁと思った。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2013-07-18 23:36
| 草評
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