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草仏教ブログ

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2006年 03月 29日

甲子園球場の音

甲子園球場の音_b0061413_8534643.jpg甲子園球場はスタンドに屋根が付いていて、ドーム球場や他の野外球場とは明らかに音の響き方が違う。その音の響き方の違いはAMラジオからの中継の音声でも分かる。今、春の選抜高校野球の開催中だが、その期間の特有の音といえば金属バットによる打撃音である。金属バットは飛び過ぎを規制するために、今は芯に当たった打球音でもかつてほど派手な音はしないが、それでも春と夏とではその打球音に違いがあるような気がする。春のホームラン性の当たりの音は スッコーン という感じの音。夏の音は、残響音が長く残る感じの、いかにも カッキーンという感じの音。これは湿度の関係なのか、温度の関係なのか。音や音声による犯罪捜査でも有名な鈴木音響研究所にでも尋ねてみたい問題である。もう一つの音。テレビのNHKの集音マイクが拾う音を注意深く聞いていると、高校野球の試合中に「ビールいかがっすかぁー」という売り子の声が聞こえる。 「熱燗いかがっすかぁ」という声も聞こえる。熱燗(あつかん)の方は私の空耳だと思っていたが、実際に先日、甲子園のバックネット裏で試合を観ていたら、朝の9時からさっそく「熱燗いかがすかぁ」という売り子がやってきた。まだ寒いせいも
あるが、買って飲んでいる人もいた。さすがにプロ野球のようなヤジは飛ばないが、それでも酒を飲んでいる人はエラーなんかが出た時の「あー、やっちゃった」という声がとても大きくなる。
高校生の飲酒などについてはとても厳しい高校野球連盟にとっては聞かれたくない音かもしれない。

マーヒー加藤  草仏教ホームページ

by kaneniwa | 2006-03-29 09:14 | 草音


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