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草仏教ブログ

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2008年 04月 21日

娘と京都(15) 六方屋

娘と京都(15) 六方屋_b0061413_14375136.jpg娘との京都旅行の記録をブログにアップし続け、通常記事の『徒然草』の超訳も舞台はほとんど京都なので、何だか京都だらけの今月の草仏教ブログであるが、今週末ぐらいまでに一区切りつけたいと思う。 さて、前述の京都市左京区岡崎グランドの近くに「六方焼」の「六方屋」さんがある。岡崎グランドのバッターボックスから左中間方面に平安神宮の大鳥居が見えたので、平安神宮からも近くということになる。このお店がいつ頃からあるのかはわからないが、少なくとも私が幼かった頃からある。店内に入ると、見覚えのあるご夫婦が、私の記憶のなかの姿の、そのまま35年後のお姿をされていた。





娘と京都(15) 六方屋_b0061413_14384150.jpg娘と私は抹茶とみたらし団子のセットをいただく。このみたらし団子は甘くはない。甘くはないが、ほのかに甘いというところがいい。抹茶も、京都の観光地で抹茶を飲むと、ガッカリするどころか場合によってはアルバイトがお茶を点てて茶筅(ちゃせん)の先っぽが折れて混じっているようなところがあるが、けっこう日常的に抹茶を飲み、ハーゲンダッツのアイスもほぼ「グリーンティー」ひと筋のマッチャマンであるマーヒーは断言するが、この六方屋さんの抹茶は美味しい。娘も、この大人の味のみたらい団子を気に入ったようだ。

娘と京都(15) 六方屋_b0061413_1439981.jpgお店を営むご夫婦の許可をいただいて、今では全国的に知る人ぞ知る、六方焼のビフォー&アフターを撮らせていただいた。手前のジャガイモ状のものが焼くと奥のおり箱に収められているような四角形になる。玉子と小麦粉と砂糖だけの素朴なお菓子だ。きんつばの餡抜き、というと失礼な言い方かもしれないが、そのシンプルさのゆえに飽きることなく愛されている。


マーヒー加藤

by kaneniwa | 2008-04-21 14:55 | 草京都


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