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草仏教ブログ

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2008年 11月 12日

草夢(2) 2008年11月11日早朝

自分が眠っている間にみた夢を記しておく。

昨日の早朝にみた夢は、心理学者に分析をお願いするように
そのストーリーらしきものの詳細をここに記すと、私の周辺に
迷惑がかかる。 

珍しくも守秘義務がかかった夢なんかをみてしまった。

特に、妻のシャラポア(日本人)本人とその周辺に迷惑が
かかってしまうようなストーリーの夢をみてしまった。

もっとも夢のストーリーは潜在意識の断片というか、
思想のノイズのようなところがあるので、
ストーリーといってもCMをつなぎ合わせたようなものだ。

ただ、そのなかのさらに断片で、忘れられないシーンがあり、
そのワクワク感のままに起きた。

その断片だけをここに記しておきたい。



9月の23日に 「ハモネプ 全国大会」 という
テレビ番組でみた、ボイパ (アカペラのなかのボイスパーカッション)
の だいち 君 (福岡県小郡高校在学中) が、 映画の 『ポリスアカデミー』
(1984年アメリカ映画) に出ていた マイケル・ウィンスローらと、
スーパーバンドを結成しているのだ。
日本人の だいち 君がドラムを叩いている。
マイケル・ウィンスローがベースという組み合わせに
白人のギターとキーボードがいるのだが、
四人全員がマイク一体型のヘッドフォンをしていて、
それぞれが声でもボイパを演奏に加えていく。

だいち 君のドラムソロがあるのだが、最初は単純なドラムソロに
マイク(一体型のヘッドフォン)からの声のパーカッションもそこに
加わっていき、複雑なリズムを刻んでいく。
夢のなかながら壮観なのは、聞いていて (夢をみているのだが)
どの音が楽器のパーカッション(ドラム)の音で、
どの音が だいち 君 のボイス・パーカッションなのかが
わからなくなるという幻想的なリズムなのだ。

そしてドラムソロが終わると、ここらへんが夢なので、ロック音楽
をやっているのにJAZZのようにマイケル・ウィンスローらが
いっせいに楽器の音とボイスパーカションを響かせ、
4人バンドであるのにもかかわらずにJAZZのツインドラムの
フルオーケストラのような音とアカペラでのロック特有のグルーヴを
出していたのだ。


はい、 夢の断片の紹介はこれでおしまい。

しかし、考えたら、映画の 『ポリスアカデミー』 に出ていた
 「どんな音でも口で模写できる」 という設定の警察学校生徒役の
マイケル・ウィンスローというのは、もしかしてボイパの元祖的な存在
かもしれないなぁと思ったのと同時に、こういうスーパーバンドは
現実世界でも見てみたいと思ったものだ。

少なくとも、
パーカッションを叩くボイパ
という発想を得ただけでも、この夢の断片に自分で軽く興奮してしまった。

声なのか楽器なのか?
そもそも、聞く耳や感性において
声と楽器を区別する必然性があるのか?

なんてことを思わせてくれる。

9月の23日に だいち 君 のことをブログで書いたら、
だいち 君のお知り合いや、しまいにはだいち 君のクラスメートさん
からもこのブログにコメントをいただいた。

だいち 君 ドラムやパーカッションをやってくれないか?
シンセサイザーというのもおもしろいぞ。

こういう夢の断片が現実になる可能性がちょっとでもあるということを
夢想してしまうなぁ。

それにしても、クラシック音楽の世界では、
夢のなかに出てきた悪魔がバイオリンを弾いたという
「悪魔のトリル」
という曲があるが、
作曲者のタルティーニはそれを楽譜に再現しながらも
「俺が夢のなかで聞いた曲はもっと良かったのに!」
と嘆いたそうだ。

マーヒーの頭のなかで鳴ったスーパーバンドの音も、
頭のなかの夢を保存できる装置があればなぁ・・・・・・

マーヒー加藤

by kaneniwa | 2008-11-12 00:40 | 雑草


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