1 2015年 09月 28日
![]() マーヒー加藤 コッヘルバックナンバー ■
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by kaneniwa
| 2015-09-28 23:35
| 草外道
2015年 09月 24日
![]() マーヒー加藤(書・ブログ本文) ■
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by kaneniwa
| 2015-09-24 23:59
| 草仏教
2015年 09月 19日
ナチが共産主義者を襲つたとき、自分はやや不安になつた。 けれども結局自分は共産主義者でなかつたので何もしなかつた。 それからナチは社会主義者を攻撃した。自分の不安はやや増大した。 けれども自分は依然として社会主義者ではなかつた。そこでやはり何もしなかつた。 それから学校が、新聞が、ユダヤ人が、というふうに次々と攻撃の手が加わり、 そのたびに自分の不安は増したが、なおも何事も行わなかつた。 さてそれからナチは教会を攻撃した。そうして自分はまさに教会の人間であつた。 そこで自分は何事かをした。しかしそのときにはすでに手遅れであつた。 反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩(丸山眞男訳) ■
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by kaneniwa
| 2015-09-19 23:53
| 草評
2015年 09月 16日
![]() マーヒー加藤 ■
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by kaneniwa
| 2015-09-16 14:19
| 草走
2015年 09月 11日
突然だが 「お得です、お得です」 と言われたものに喜びや幸せを感じた経験は、まずない。 むしろ、それに飛び付いた己への挫折感でいっぱいになることが多い。 大型ショッピングモールで複数の専門店をまわる人なら 必ずや似た経験をみんなしていると思うが たとえばフードコートでたこ焼きと餃子と長崎ちゃんぽんを食べる場合でも、 その3店舗で「うちの店のポイントカードはお持ちですか?」と尋ねられると 何だか消費すること自体が面倒くさくなってくる。 そのうち食欲もなくなる。 しかもそのフードコートの食事の後にTOWER RECORDでCDを買い、 本屋で本を買い、サンダルを買ってジーンズを買って台所用品を買って帰るまでに 「あと何度それを聞かれるのか?」 と、買い物という本来はウキウキとワクワクが伴うはずの行為が、楽しくない。 「お得」のためには、それぐらい(何枚ものカード類を持ち歩く) は我慢しなくてはいけないと言われそうだが 私は人間の「面倒くささに対する感覚」をなめてはいけないと思う。 先日も、椅子を10脚ほど寺の本堂に運ばねばならない機会に、 普通なら2脚づつ5回の往復で運ぶべきところを 「めんどくさいパワー」が沸き起こってきて2往復で運んだ。 自分にそんなめんどくさいパワーが秘められていることに驚いた。 人間て、そんなものではないか。 しかもショッピングや外食というのは念仏と同じく 「ふと思いがけずに沸き起こった気持ち」 というものが運んできてくれる縁を喜べるところに感動というものがある。 予定していて、その予定どおりにことが運んだら 「ああ、それは良かったですね」止まりで、感動までは行かない。 実際にポイントカードを導入してから行かなくなった外食店がある。 それまでたまに試作品を一品付けてくれたり、 宴会などの時に席の便宜をはかってくれていたことが充分に感動のサービスだったのだが、 私は感動するものに出会うために生きているとはいえても ポイントを稼ぐために生きているわけではないので、何だか自然と行かなくなってしまった。 むしろ外食などはクレジットカードもポイントカードもないところが 「効率よく原材料の良さに重きを置いた画期的な在り方」 と思うようになった。 覚えがめでたく財布を忘れてもツケがきく関係などになれば、 これはゴールドカードやブラックカードを所有している以上のステイタスだ。 「よし、クレジットカードから電子マネー、ひいてはすべての店舗のポイントを統一しよう!」 などという戦国大名のような政治家が現れたとしても、それは難しすぎる。 航空会社のクレジットカードが買い物のポイントを 「マイルに換算する」 というのは距離感でもって訴えてくる優れたアイデアであったが、 全国統一などまず無理だ。 マイナンバー制度の導入で脱税の防止に役立つことはいいとして 「上限を4000円として定率減税は消費の後の還付とする、 面倒くさいだろうけれど、食料品と外食はマイナンバーカードを持ってね。」 というのは、めんどくさいパワーが沸き起こってくると同時に 「そんな運転免許証や保険証ぐらい大事なカードを日常の買い物で持ち歩いてどうする?」 という感触をもつ。 しかし、代案も出さずに批判ばかりはいけないので 私は内閣や財務省をはじめ税金を聴取しなければならない方の立場も考慮して、 プランを建てたい。 (1) そもそも国産の食料品とその素材を使っての国産加工品は無税とする。 理由は国産の食料品がなければそもそもこの国は成り立たなくなるし、 国民の生命と財産も維持できなくなる。 それに、後から税金で生産者に細かい補助を出したりするよりも 「そもそも無税」というシンプルさでその産業を後押しするのが めんどくさくなくていい。 寿司屋さんなどで「米は国産だがネタの魚は外国産」などという場合は どうしたらいいか?という場合、困っちゃうと思うけれども、 ここはひとつ「全体で純国産であること」と限定しておきたい。 (2) 台湾ですでに導入されている「統一發票」という宝くじ付きのレシートを 日本でも導入して普及させ、消費することへの感動を復活させて 細々したポイント計算によって萎縮している景気を活性化させる。 無論、その活性化によって配当金を差し引いても余分に得られた利益は 消費税導入の本来の目的であった高齢化社会を支えるための公共福祉を中心に 使うこととする。 (2)の方について、宝くじ付きであることで台湾の場合は2ヶ月に1回の 一等4000万円(1000万台湾元)を中心とした当選番号の発表まで 保存しておくということがめんどくさいといえばめんどくさいが、 「お得感」なんか超えちゃうぐらいの「夢」があれば全然めんどうくさくない。 これによって「オンラインによって営業主がレシートを発券する」ということになり、 財務省としては脱税の防止という目的は達成できる。 実際に台湾でもそれを目的として「統一發票」の制度を導入して成功しているようだ。 カード自体を持つことの喜びは、アウドドアメーカーの チタン素材でできたカードを持った時を最後にもうないなぁ。 しかしこのカードも、飛行機に乗る時は凶器にもなる危険なものと判断されて 取り上げられてはかなわないので持ち歩けない。 マーヒー加藤 ■
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by kaneniwa
| 2015-09-11 00:10
| 草評
2015年 09月 09日
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by kaneniwa
| 2015-09-09 08:25
| 草仏教
2015年 09月 04日
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by kaneniwa
| 2015-09-04 23:06
| 草外道
2015年 09月 02日
オリジナルっていったい何だろう? という根本的な問題がある。 いろんなアートがあるなかで世界最小の短詩系文学である 「俳句」とか「川柳」のような、音にすればわずか17音の文芸がある。 しかも俳句の方には季語が必ず入ることになり、 川柳の方も季語はなくてもその時代や時期の旬(時事用語、流行語など)はある。 しかも両方ともに句会や大会や新聞や雑誌の公募などで「テーマ」が設定されることもある。 そうすると似た発想の作品はもちろん、まったく同一の作品というのもあるのではないか? それは実際に時々あることのようだ。 新聞などでは 「同一の作品がある場合は先に到着した方を優先」 と選者などが明記する場合があるから、実際にそういうケースもあるのだろう。 また、すでに世に出ている作品と一字一句違わぬ同一作品を掲載してしまった場合は 俳句などでは「選者の勉強不足」という扱いとなる伝統があるようだ。 しかし、実際に大賞とか特選とか秀逸の称号を与えられる作品は この17音の限定世界のなかで 「こんな世界があったのか」「何で今まで気がつかなかったのか」 「どうやったらこんな発想ができるのか」 というような驚きを感じるものが必ず選ばれてくるような気がしている。 オリジナリティとは何か?定義は難しすぎるけれども、 そこには大なり小なり、驚きのようなものが備わって成り立つ気がする。 Wonder(不思議)がWonderful(スンバラシイ)となるような感じ。 音楽の世界も似ている。 普通の人が無理をせずに歌唱可能な音域は「個人差あるけど1オクターブ半程度」とすれば 1オクターブが黒鍵を含めて12音であるから、この17音に近い。 そのなかで最初の音からの流れはある程度人の耳に心地よい組み合わせのようなものは けっこう限定的であるような気もしているし、ジャンルによって形式や定石もしっかりある。 そのなかで○○風というのではなくて 「こんな世界があったのか」 などと感じてもらう音楽の創作にプロのミュージシャンは日々勤しんでいるのであろう。 ちょうどパソコン画面上でのGoogleのマークが変更された。 Googleであれば様々なOSのコンピュータから、あるいは端末から操作される ものであるし 「小さな端末からもしっかりとGoogleであることが認識される」 ということを主眼としてデザインされたようだ。 Googleであれば当然「G」の文字がモチーフとなり、 親しまれてきた赤、黄、青、緑と白という配色を使うこととなる。 したがって 「スマートフォン上でもわかりやすいように変わったなぁ」 というだけの感想しかありえない。 たとえ素人の私がGoogleという大きなグループから依頼されたとして、 (そういうことはありえないとしても…) 素人なりに真面目であればあるほどにおそらく似たデザインを提出するだろう。 東京オリンピックで、TOKYOの「T」の文字をモチーフとしてデザインする限りは どこかのロゴやシンボルやエンブレムや商標で似たものはあると考えていた。 ベルギーの美術館のロゴと似ているとはいっても、 東京オリンピックと間違えてベルギーの美術館に駆けつける人はいないと思うし そんな大きな問題にはならないと思っていた。 その後、いろいろな過去作品についての指摘が相次いで、 サントリーの景品のトートバックのデザイン盗用と 羽田空港とフランスパンの写真の個人ブログ写真からの無断拝借が 明らかになって、 これは羽田空港やフランスパンの写真を撮ってくる自身の意欲や撮影スタッフもいないという、 そういうことになっちゃうので、やはりプロとしてお粗末であるなぁと感じた。 (それにしても最初に指摘した人はよく見つけたなぁ) ただひとつ思うのは、これは佐野研二郎氏を擁護するわけではないけれども、 オリンピックのエンブレム問題としてばかりマスコミでも取り上げられていて 「パラリンピックのエンブレムデザインもセットである」 という視点が最初からどうも弱い気がしている。 パラリンピックのエンブレムの方もデザインは同じで配色が異なるために 違うデザインに見えてくるというものであるけれども、 これがもしも隙間なくオリンピックとパラリンピックのエンブレムを並べて 両方を併せたもので一つのデザインであることを強調しつつ 「これがまさしくオリンピックとパラリンピックが両輪となったエンブレムでございござい」 とプレゼンテーションをしていたならば、結果は違っていたようにも思える。 マーヒー加藤 ■
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by kaneniwa
| 2015-09-02 16:57
| 草評
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